【Interior features 室内装備(9)】 |
リーディングランプ
取扱説明書(3.24)では、カーテシーランプ・マップライトと表記されています。
仏→日の翻訳担当者が異なるため?(笑)
ルームランプは定番の位置で、ルーフ前方(電球×3)と中央付近(電球×1)に計2つ。
それぞれのランプに三段階のスイッチが備わります。
ルーフ前方のメインのルームランプを拡大すると↓
この左右のランプのことをカタログでは“リーディングランプ”と言っているのだと、、、思います。
写真のように、メインのルームランプにはスイッチが電球毎に計3つ。
左右の電球は独立して点灯できますが、中央部はそれのみで点灯できず、真ん中のスイッチで点灯すると3つとも点くという動きを見せます。
スイッチは左に押された状態、右に押された状態、平衡を保った状態の三段階。
なお左右スイッチには「0」もしくは「ライト点灯マーク」が印字されています。
スイッチの機能は以下のとおり。
「0」…OFF(消灯)
「平衡状態」…ドアを開くと点灯/ドアを閉じると消灯
※取説にはドア開閉との連動しか書いてありませんが、実際は平衡状態のとき乗り込んだ場合、ドアを閉めただけでは消灯はせず、イグニッションをONにしたところで消灯します。つまり、キーを捻るまでは点いていてくれるというフレンドリーな仕様です。
「点灯マーク」…ON(常時点灯)
文章にすると分かりにくいですが、このあたりの動きは国産車のそれと変わりません。
あくまで好みの問題ですが、個人的に馴染めないのが、ランプの“残照”時間。
“残照”とは、スイッチが「平衡状態」にあれば、エンジンを切り、ドアを開け外に出ようとするとき、一定時間ルームランプが点いてくれていて、ドアを閉めた後に自動的に消灯する仕組。
何ていうか、この残照時間が、経験したことがないほど、長いのです。
で、実験(計測)してみました。
結果は、、、15秒!
計測方法は、スイッチを平衡状態でランプが点灯中、ドアを閉めた瞬間から計測を開始~ランプが消えた瞬間に計測終了。…というやり方です。
なお、統計学的観点から(笑)、同条件で3回実験を行いましたが、全て同じ結果でした。
(目測誤差1秒以内)
この15秒は、ものすごく長い時間に感じられますよ~。
ワタシの場合最初の頃は、もしかしたら消えないんじゃ、、という思いがあり(ラテン車への一般的感情?)、いつも消えることを目で確認してから自宅ドアを開くという毎日でしたが、さすがに面倒臭くなり、今は車を降りるとき、自分でOFFにしてしまっています。ただ、「平衡状態」にしておけば、暗いところで車に乗り込むときは強い見方になってくれる、というか実体験としても効果がありますからねぇ。
国産車、例えばウチの嫁のR1の場合は、ディーラーでこの残照時間を好みの時間に変更してもらえるのですが、ルノーはどうでしょうね?
取扱説明書にそのくだりを見つけられないので、たぶん無理かなぁとは思っていますが、点検のときにでも確認してみようと思います。